ニュージーランドの幼稚園で、大雨の中泥んこになって滑り台に興じる子供たちの動画が3,600万回以上再生されている。
賛否両論のコメントが相次ぐ
ニュージーランドの幼稚園「Pukekos Educare」は、屋内でも屋外でも、子供たちの実用的なライフスキルや問題解決能力、創造性と想像力を伸ばせる環境づくりをモットーに掲げている。
Facebookに投稿した動画には、賛否両論のコメントが相次いでいる。
子供たちの笑顔や笑い声がすばらしい
子供には泥んこや水たまりが必要。自分の遊びを作らせてあげよう
賞賛のコメントの一方で「自分の国では無理」との意見も見られる。
オーストラリアでは想像もつかない。危険で不適切とみなされ、労働組合が黙っていない
アメリカでもありえない。間違いなくだれかが訴訟を起こすだろう
子供時代を忘れてしまった大人たち
予想外の反響に驚きながらも、幼稚園はコメントに答えている。
これが例外と思われるのは残念です。動画を何百万という人々がシェアしているのは「大人がどれほど自分の子供時代を忘れていたか」ということだと思います。なぜ自分の子供にそれを望まないんでしょう?ピーター・パンのティンカーベルのように「信じる心を持たなければ魔法を失ってしまう」ことを感じてほしい!この動画でこのような子供時代を思い出して、魔法を取り戻した大人もいたことでしょう
雨や泥と戯れるのは、幸せな子供たちの特権。子供たちの笑顔と笑い声がこれほどの反響を呼んだのは、多くの大人たちに、忘れていた幸せな時代を思い出させるからかもしれない。