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ペット市場にもIoTの波!スマホアプリでペットの出入りをコントロールできるスマートドア登場

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Microchip Pet Door -  SureFlap

ペットの個体認識手段として、日本でも義務化が検討されているマイクロチップ。

昨年から犬への装着が義務化された英国では、ペット商品メーカーSureFlapが、マイクロチップと連動した自動ペットフィーダーなど、ペット用スマートガジェットを続々と打ち出している。

ペットの出入りをスマホに通知

Microchip Pet Door - SureFlap

Microchip Pet Door – SureFlap

この夏から発売されるペット用のフラップドアMicrochip Pet Doorは、ペットの動きを追跡できるペット監視システム。

ドアは猫用フラップよりもちょっと大きめで、大型猫と小型犬が通れるサイズにデザインされている。

ドアそのものは通常のフラップと同様に設置し、ハブを介してインターネットに接続する。ペットがフラップを出入りするたびに、スマホアプリに通知する仕組みだ。

アプリでドアをロック、解除

Microchip Pet Door - SureFlap

Microchip Pet Door – SureFlap

ペットの出入りの通知だけでなく、アプリからロックやロック解除を設定できる。

ペットの「門限」を設定したり、特定のペットだけ外出許可を与えるなど、きめ細かいメニュー。最大32匹のペットのIDをメモリに保存でき、電池が取り外されても登録されたペットを記憶しておける。

近所の猫や犬など、迷子が入ってくる心配もない。

ペット市場にもIoTの波

Microchip Pet Door - SureFlap

Microchip Pet Door – SureFlap

マイクロチップを装着していないペットのために、RFIDタグつきの首輪も販売されている。

価格はドアが119.99ポンド(約1万6,500円)、ハブが49.99ポンド(約6,800円)、両方のパッケージで159.99ポンド(約2万2,000円)だ。

市場調査会社Euromonitorによれば、2016年の英国のペット市場の規模は暫定でおよそ9億3,500万ポンド(約1,280億円)におよび、5%アップのペースで最高記録を更新し続けている。

ペット市場にも波及するIoT(Internet of Things)技術は、市場にさらなる活気を与えることだろう。


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